音の葉 備忘録

音楽への想いを徒然に

小田和正 【Tour 2018 ENCORE!! 】横浜アリーナ2018-10-31[その2]

小田さんの地震で延期になっていた大阪公演も無事に終わりました。横浜アリーナの最終日からはだいぶ月日がたってしまいましたが、記憶を頼りに備忘録を綴ります。

前回の武蔵野の森のセットリストとほとんど同じであったにもかかわらず、アリーナ席で聴いたのとは違って聴こえた曲もありました。

前回は小田さんしか見ていなかったのですが、今回ステージ全体を照らすライティングの美しさやスクリーンの演出は小田さんの歌をさらに素晴らしいものにしていました。

小田さんは喉の不調で病院に行ったとMCで話していた通り、最初は掠れて辛そうな感じでした。
でも歌ううちにどんどん高音の伸びやかさが復活していき、初めて小田さんのライブをみた友達は「昔のままでびっくりした」と言っていました。

小田さんが移動で飛行機に乗った時に、空を見ながら「いい歌を作りたいと強く思った」と話しているのを聞いて、歩み続ける小田さんにまたいつか必ず会えると思いました。

以下に特に印象に残ったことを書き留めてみました。


★たしかなこと★

稲葉さんのギターが素晴らしかった。
あのイントロ、間奏のフレーズ無くしては成り立たない曲の様に感じました。
今回の公演は歌詞が本当に心に響きました。
小田さんの人生は、もちろん、自分の人生にも重なるものがあり、涙腺が緩んでしまいました。

★A SOALIN'★

ハロウィーンにちなんで、ピーター・ポール&マリーの曲を弾き語りで稲葉さんのギターともに披露してくださいました。
とっても早いアルペジオと早口言葉のような英語の歌詞だったので、途中で「間違えちゃった!」と小田さんは照れ笑いしてやり直していましたが、言わなければわからなかったかも。。
でもそんな小田さんがとってもキュートでした。


★goodtimes & badtimes★

前回と違い、ステージ全体を見渡せたからライティングの素晴しさや演奏の円熟味などを堪能できたせいか、とても印象に残る曲になりました。


ラブ・ストーリーは突然に
★キラキラ★

この曲の時に会場に下りて、くまなく歩いて歌ってくださいました。
前回ツアーファイナルの時より、広い範囲を歩いてくれたのですぐ近くを小田さんが通ってくれました。

車椅子席のお客さん全員と握手をされていて、本当に嬉しそうなその人たちの笑顔を見て、泣けてきてしまいました。


★さよならは 言わない★

声が震えて不安定な時もあり、かなり心配になりましたが、泣いていらっしゃったようでした。

この歌詞も歳を重ねるごとに心に深く浸透するようになりました。


御当地紀行はツアー各地の総集編だったため、面白い場面が満載でお腹を抱えて笑ってしまいました。

特に通りすぎた後に振り返り小田さんを凝視して、「クリスマスの約束に出てる人ですか?」と聞いた小学生の女の子は可愛かったです。

最後のアンコールの前に、小田さんからチケットを取れなかった人が多かったので追加公演を春にやるとの発表があり、淋しさは払拭されました!

今回取れなかった人のための追加公演・・・とはわかっていますが、やはりまた小田さんに会いたい気持ちでいっぱいでした。

クリスマスの約束が延期になり心配しましたが、先日行われた大阪公演では声も回復されていたようで安心しました。

また春からの追加公演に向けて体調を整え、あの素晴らしい歌をたくさんの人に届けて欲しいと願っています。


横浜アリーナ2018-10-31セットリスト★

1.会いに行く
2.愛の中へ
3.こころ
4.たしかなこと
5.愛の唄
6.A SOALIN'
7.秋の気配
8.小さな風景
9.愛を止めないで
10.そんなことより 幸せになろう
11.東京の空
12.言葉にできない
13.goodtimes & badtimes
14.Yes-No

ご当地紀行

15.坂道を上って
16.time can wait
17.ラブ・ストーリーは突然に
18.キラキラ
19.YES-YES-YES
20.さよならは 言わない
21.生まれ来る子供たちのために
22.風と君を待つだけ
23.今日も どこかで
24.この道を
25.君住む街へ

アンコール

26.my home town
27.またたく星に願いを
28.hello hello
29.さよなら
30.やさしい夜
31また会える日まで
32.会いに行く