音の葉 備忘録

音楽への想いを徒然に

エレファントカシマシ TOUR 2018 “WAKE UP!!”zepp 東京 2018-7-5[その2]

風の強く吹いているお台場に到着したのは4時くらい。

グッズ売場の列もさほど長くなかったのは、平日だったからかもしれません。
整理番号順に並ぶようになるのは5時からとの事だったので、しばしお台場を散策。

トヨタのヒストリー館というところで宮本さんの好きなポルシェの古い型が陳列されておりました。
日本の昭和初期のレトロな町並みが再現されていて面白かったですが、お客さんはほとんどが外国人観光客でした。


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5時過ぎに様子を見に戻ると、会場の前に整理番号順の枠ができていて、みなさん該当する番号に並んでいました。赤い外ロッカーもまだ空いていたので、荷物を預けてから待機。私はA1000番以降だったので、入場できるのはかなり後だろうと思っていたら、10番ずつ呼ばれるので意外と早く、6時半過ぎには入場できました。

ドリンクは後回しで会場に入ってみると、バーはすでに人で一杯だったので、段差がある後ろの方の見易い場所を確保。
なんとかステージ全体が見渡せる位置でしたが、キーボードとベースは前の人に隠れてほとんど見えませんでした。


ここからはネタバレになりますので、ご注意ください。








zepp東京1日目のセットリストは以下の通り。




第1部


1.Easy Go
2.風と共に
3.RAINBOW
4.悲しみの果て
5.神様俺を
6.自由
7.I am hungry
8.ガストロンジャー
9.RESTART
10.夢を追う旅人
11.今を歌え
12.いつもの顔で
13.旅立ちの朝
14.オレを生きる
15.Wake Up


第2部


16.今宵の月のように
17.笑顔の未来へ
18.シャララ
19.俺たちの明日
20.歩いてゆく
21.so many people
22.ファイティングマン

今回は大阪のセットリストは見ないようにして行きました。

第1部はニューアルバムから全曲披露され、第2部はお馴染みの曲やレアな曲中心のラインナップでした。

メンバーが登場して、いきなりの「Easy Go」で喉は大丈夫だろうかとハラハラしましたが、ギターを弾きながらの熱唱で、後半こそ息継ぎが苦しそうでしたが、会場も拳をあげたり、高速手拍子をしたりと盛り上がっていました。
今回は間奏で石くんと向き合ってツインギターも弾いておりました。

続いての「風と共に」は後半の高音部分がまだ掠れて苦しそうだなと思っていたら、続けざまに「RAINBOW」に突入してビックリ‼
宮本さんはステージの端から端まで動き回って熱唱、観客もノリノリでした。

ここまでほとんどMCは無く「悲しみの果て」の前に短く曲紹介があったような。。

野音では喉の不調のせいか、そっと歌っていた印象があった曲でしたが、今回はいつもの力強い、希望を感じさせる歌声で安心して聴いていられました。宮本さんの復活力は凄いです!

「神様俺を」は今回、ヒラマさんのギターが心地よく響いて来ました。後半の宮本さんの絶叫でも動じない安定したリズムが素晴らしかったです。

「自由」は野音では披露されなかったので初めて生で聴きましたが、後半「さがして~」からはCDより激しく、ロックな感じになっていて驚きました。記憶が曖昧なのですが、宮本さんがドラムをかなり煽っていたのはこの曲だったかも。。

「I am hungry」「ガストロンジャー」「RESTART」の流れは凄かった!

特にライブハウスの狭い空間での「ガストロンジャー」の破壊力は抜群でした!
照明も効果的で会場の拳率もかなり高かったです。宮本さんがタコのような謎の踊りを披露していたのはこの曲だったかな?
今回成治さんのベースソロがとっても際立っていて痺れました!

大好きな「今を歌え」
宮本さんの正直な心情を綴ったこの歌を、ずっと歌い続けて行って欲しいと願います。
会場は宮本さんが、最後の「空よ」の後のギターの弦を弾いたあと、しばらくしてから大きな拍手が長く続いていたように感じました。
みなさん聴き入っていたのかもしれません。

「いつもの顔で」もじっくり聴くことができました。後半のシャウトも力強く、宮本さんの声の調子も良くなって来たように感じました。

「旅立ちの朝」で突然前奏を止めた宮本さんが「手をあげている人がいる」とスタッフを呼んで、前方で具合の悪くなった人を救護する場面がありました。大阪でも同じ曲の時に、同じことがあったようです。

「他にも具合が悪い人がいたら遠慮無く手を挙げて」と何度も客席に向かって話す宮本さんに「宮本、やさしい!」との掛け声がありました。珍しくその掛け声に「カッコつけなきゃならないから」みたいな返答?をされていました。

仕切り直しての「旅立ちの朝」は野音の時よりCD音源に近く、村山さんのとても壮大なキーボードアレンジが素晴らしかったです。
珍しく宮本さんの声にエコーのような響きが加えられいて、それも効果的で新鮮でした。

「オレを生きる」「Wake Up」とニューアルバムの曲が続きます。

「オレを生きる」はやっぱり生で聴くと宮本さんの声に吸い込まれます。

「Wake Up」は後ろからみていて、もっと会場は盛り上がってもいいのでは?と感じられました。宮本さんが「どうした?エブリバディ!行くぜ~!」と煽っていたのはこの曲だったかも?
新曲は盛り上がり方がわからず、難しいのかもしれませんね。
でも最後の畳み掛ける「go!go!go!」が私はやっぱり大好きです!


第2部はまた後日。