エレファントカシマシ 日比谷野音ライブ 2018-6-23[その3]
メンバーが登場した時はまだ雨も激しく降っていました。
宮本さんの「あいにくの雨ですが、気合い入れて行きますのでよろしくお願いします。」の挨拶のあとに、新しいアルバムの1曲目である「WAKE UP」が始まりました。
野外だから音はそれほど響かないだろうと思っていたら、今までで一番ドラムの音が胸に響いてきてビックリ!よくみたらすぐ近くに山積みのスピーカーが。。。
でもこの曲のアレンジは高揚感に溢れていて、とても好きだったので、すぐにそんなことは気にならなくなりましたが、演奏に比べて宮本さんの歌のテンポがちょっとゆっくりめだったような。。
そのままアルバム通り「Easy Go」に突入。ツアーファイナルのさいたまスーパーアリーナで初披露されたときは、息が苦しげで、途中ギターをかなぐり捨てて身体を折り曲げたり伸ばしたりして必死に歌っていましたが、その時よりも断然歌は聴きやすくなり、宮本さんもギターを最後まで弾いていました。ハンドマイクで歌う方が動き回るし、体力が消耗するのかもしれません。
途中の間奏のところで、ギターの石くんが宮本さんに近づいたら、宮本さんのネックの部分で顔を小突かれ、あえなく定位置に下がっていきました。(キノドクダケド、ワラッチャイマシタ)
エンディングに繰り返えされるドラムとギターとベースのせめぎ合いは本当にカッコいい!
いつ終わるのだろうとハラハラしていると、急にピタッと全ての音が止まる。凄かったです!
ここから私にとって初聴きの3曲が続きます。歌詞をしっかり聞き取るのに必死だったため、申し訳ないことに演奏に関する記憶がありません。
宮本さんはハンドマイクを持って、わざわざ雨に濡れるステージの一番前まで来て左右に移動しながら熱唱。雨に濡れる姿が色っぽくて絵になっていました。
「上野の山」で「花見のどこが面白いのか」といいながら、「少し騒ぎたいから俺も花見に入れてくれ」と歌うところが印象に残りました。世間の騒ぎに背を向けて、孤独に引き込もっているイメージが強かったので、この歌詞は意外でした。
「人間って何だ」は私が好きな「風」というアルバムの中の1曲で、ライブで聴くのは初めてでした。
「スーパーマンになるしかないかい?」と歌っているように、昔から必死で生きてきたのでしょう。でもやっぱり普通の人間なんですから、体調の悪いときには無理せず休んでほしいと願ってしまいます。
長くなったので続きはまた後日、書くことにします。